多頭飼いをしていると、毎日の「朝晩の決まった時間にごはん」を全頭ぶん用意するのは、地味に大変ですよね。出張や寝坊、残業のたびにソワソワ……。そんなとき頼りになるのが自動給餌器です。この記事では、犬猫の多頭飼いをしている私が、PETLIBRO AF006を1年間使った正直な感想と、多頭飼いならではの「盗み食い・食べ分け」問題への対策、失敗しない選び方、デメリットまでまとめます。価格や仕様は2026年6月時点の目安です。購入前に最新情報をご確認くださいね。
- 自動給餌器の4タイプと選び方
- 多頭飼いの「盗み食い・食べ分け」の解決策
- PETLIBRO AF006を1年使ったリアルな感想
- 知っておきたいデメリットと健康面の注意
- 自動給餌器の最大のメリットは「決まった時間に自動で食事」。多頭飼いの時間管理がぐっとラクに。
- ただし普通のタイプは“誰が食べるか”は選べません。盗み食い・療法食の食べ分けが必要なら個体識別式(マイクロチップ/RFID)を。
- 選び方の要は容量・電源(AC+電池のハイブリッド)・丸洗いできるか・停電対策・音。
- 故障=餌が出ない=命に関わるので、予備の手段と毎日の健康チェックは続ける。
- 我が家はPETLIBRO AF006を1年。時間に余裕ができた一方、洗う手間はあります(後半で正直にレビュー)。
自動給餌器は大きく4タイプ

まず、自動給餌器にはタイプがあります。多頭飼いで「何を解決したいか」によって、選ぶべきタイプが変わります。
- タイマー式:決まった時間に自動で給餌。手頃で人気。ただしどの猫が食べるかは選べません。
- スマホ連携式:外出先からスマホで給餌したり、給餌の記録を確認できます。
- カメラ付き:留守中の食事の様子や、猫の姿を見守れます。
- 個体識別式(マイクロチップ/RFID):登録した猫が近づいたときだけフタが開くタイプ。盗み食い防止や療法食の食べ分けに対応できます。
多頭飼いの最大の壁「盗み食い・食べ分け」

多頭飼いで自動給餌器を使うとき、いちばんの悩みが「食いしん坊な子が、ほかの子のごはんまで食べてしまう」こと。これには、対策のレベルがあります。
レベル1:物理的に防ぐ
フタのロックや、前足を入れても出にくい構造の給餌器。ただしこれだけでは横取りは防ぎきれません。結局、食いしん坊な子が食べてしまうことも。
レベル2:場所を分ける・複数台にする
別々の部屋や、高さの違う場所に給餌器を置き、猫ごとに専用の器を割り当てる方法。コストはかかりますが、現実的でよく使われます。
レベル3:個体識別式を使う(本命)
体内のマイクロチップや、首輪につけたRFIDタグを読み取り、登録した猫が近づいたときだけフタが開く給餌器。離れると数秒後に自動で閉まります。療法食やダイエット食の食べ分けにも対応でき、盗み食い対策の決定版です。代表例はSureFeed(シュアーフィーダー/マイクロチップ式・首輪不要)、CATLINKやPETLIBROのRFIDタグ式など。
※個体識別式にも限界があります。登録した子が食べている最中に別の子が顔を突っ込むと、フタが閉まる2〜5秒の隙に食べられてしまうことも。完璧ではない点は知っておきましょう。
登録した子だけが食べられる個体識別タイプ。横取り防止に。下のボタンから楽天・Yahoo!・Amazonの価格を比べられます。
失敗しない選び方のポイント
タイプを決めたら、次の点をチェックすると失敗が減ります。
- タンク容量:3〜6Lが目安。留守の長さと頭数に合わせて。
- 電源方式:ACアダプター+電池のハイブリッドが安心。停電やコンセント抜けでも止まりません。
- 手入れのしやすさ:タンクや皿が丸洗いできるか。衛生面で超重要(後述の実体験)。
- 停電・電池切れ対策:電池残量の確認や自動切替の有無。
- ウェットフード対応:基本はドライ用。ウェットを使うなら保冷付きの専用機を。
- 給餌量の単位:5g/10g単位など、細かく設定できると便利。
- 音の大きさ:モーター音を怖がる子もいます。神経質な子は静音性も確認。
外出先からスマホで見守り&給餌できるタイプ。下のボタンから楽天・Yahoo!・Amazonの価格を比べられます。
知っておきたいデメリット・注意点
便利な反面、注意したい点もあります。買う前に知っておきましょう。
- 餌の詰まり・故障:餌が出ない=命に関わります。予備の手動給餌や見守りカメラを併用し、定期的に動作確認を。
- 電源・WiFiトラブル:スマホ連携機はWiFiが切れると使えないことも。設置前に電波環境を確認。
- 掃除の手間・餌の劣化:最低でも週1回は分解して清掃を。湿気でカビや酸化が進むことも。
- 設定ミス:給餌量や時間の設定ミスで、食べすぎ・食べなさすぎに。最初は少量でテストを。
- 音を怖がる:慣れるまで近づかない子も。おやつでおびき寄せながら少しずつ慣らします。
- 多頭飼いは、食いしん坊な子が独占して片方が肥満・もう片方が栄養不足になりがち。
- 自動化すると「誰がどれだけ食べたか」が見えにくく、食欲低下のサインを見逃しやすい。毎日の様子チェックは続けて。
- 療法食の子がいる家庭は、混食を防ぐため個体識別式か場所分けが必要です。
適切な給餌量や療法食の管理は、自己判断せずかかりつけの獣医師に相談してください。食欲や元気がない、急に食べなくなったときも早めに受診を。
【実機レビュー】PETLIBRO AF006を1年使った正直な感想
ここからは、我が家で実際に1年使っているPETLIBRO AF006の本音レビューです。これは1つのタンクから2つのお皿へ、決まった時間にごはんを出す「タイマー式(2皿タイプ)」。スマホ連携や個体識別の機能はないシンプルな機種です。
よかった点:時間に余裕が生まれた
いちばんの効果は、「朝晩の決まった時間に、自動で2匹分のごはんが出る」こと。これだけで、寝坊や帰りが遅くなった日のソワソワが消えました。正直、気持ちと時間にかなり余裕が持てるようになったのが、買って良かった最大の理由です。決まった時間に少量ずつ出るので、空腹での吐き戻しや早食いも落ち着いた印象です。
気になった点:洗うのが手間
一方で、正直に言うと「洗うのが手間」。お皿やトレイ、餌の通り道を清潔に保つには、こまめな分解清掃が必要です。毎日となると、ここは少し面倒に感じます。衛生が気になる方は、パーツが丸洗いできるかを購入前に必ずチェックすることをおすすめします。
正直な注意:AF006は「食べ分け」はできない
大事な点として、AF006は2つのお皿に出すだけで、「どの猫が食べるか」は見分けられません。我が家は性格が穏やかで取り合いが少ないため2皿運用で足りていますが、盗み食いがひどい・療法食の子がいるご家庭では、前述の個体識別式を選ぶ必要があります。ここは正直にお伝えしておきます。最初の数日はモーター音を少し警戒していましたが、おやつを使いながらで、すぐに慣れてくれました。
残量が見える透明タンク・タイマー対応の定番モデル。下のボタンから楽天・Yahoo!・Amazonの価格を比べられます。
- 盗み食いがひどい・療法食の子がいる → 個体識別式(マイクロチップ/RFID)。理想は1匹1台。
- 盗み食いは少なめ・時間管理をラクにしたい → タイマー式(2皿タイプ)。我が家のPETLIBRO AF006もこのタイプ。
まとめ:暮らしに合うタイプを選べば、毎日がラクになる
自動給餌器は、多頭飼いの「決まった時間のごはん」を自動化してくれる、頼れる存在です。我が家のPETLIBRO AF006のようなタイマー式は、時間管理をラクにしたい家庭にぴったり。一方で、盗み食いや療法食の食べ分けが必要なら、個体識別式(マイクロチップ/RFID)を選びましょう。
選ぶときは、容量・電源のハイブリッド・丸洗いできるか・停電対策・音をチェック。そして、故障に備えた予備の手段と、毎日の健康チェックは忘れずに。給餌量や療法食で迷ったら、獣医師に相談を。その子たちと暮らしに合った1台で、毎日のごはん時間をもっとラクにしていきましょう。
自動給餌器のほかにも、多頭飼いのお世話を楽にしてくれる便利なペット用品をチェックしてみるのもおすすめです。
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