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「網戸を開けて出て行った」「気づいたら網戸に穴が開いていた」——猫の脱走で多いのは、実は玄関よりも窓や網戸からというケースが目立つようです。うちも犬2匹と保護猫1匹の多頭飼いで、網戸に体当たりする犬につられて猫まで隙間を狙うようになった時期があり、慌てて窓まわりだけ先に対策したことがあります。今回は窓・網戸に絞って、材料費・作り方・窓タイプ別の費用、網戸ストッパーの弱点まで、この記事だけで完結するようにまとめました。
窓や網戸はワイヤーネット2〜3枚と突っ張り棒2本、結束バンドがあれば1つの窓につき500〜1,500円(2026年時点の目安・税込)・作業時間15〜30分で柵ができます。犬2匹と保護猫1匹の多頭飼いで2年ほど運用していますが、体当たりに強いタイプに替えてからは緩みも脱走もありません(あくまで我が家の場合です)。網を数分で破る猫やジャンプ力の強い猫、賃貸で強度重視の既製品が欲しい人は、市販の脱走防止フェンスへの切り替えも検討してください。
玄関や部屋の入口の柵の作り方は猫の脱走防止柵はセリアで自作!100均材料の作り方と失敗対策で別に解説しているので、場所によって使い分けてください。
窓・網戸から猫が脱走する理由|数cmの隙間でも出られる
結論、猫は数cmほどの隙間があれば体をねじ込んで通り抜けられます。ねこのきもちWEB(獣医師監修)でも、猫はヒゲをセンサーのように使って自分が通れるかどうかを判断すると解説されており、窓や網戸のわずかな開けっぱなしが脱走のきっかけになります。網戸は爪で押し開けられるか、体当たりでレールから外れるかのどちらかが典型です。
基本DIY:突っ張り棒×ワイヤーネットの作り方|材料・費用・所要時間
窓・網戸の脱走防止は、ワイヤーネットを窓枠や網戸の内側にはめ込み、突っ張り棒で固定するのがいちばん手軽です。材料費は1つの窓につき500〜1,500円(2026年時点の目安・税込)、作業時間は15〜30分が目安になります。
| 材料 | 目安数量 | 価格目安(税込) | 使うところ |
|---|---|---|---|
| ワイヤーネット(30×30cm前後) | 2〜3枚 | 110円×枚数 | 窓枠・網戸の内側にはめ込む本体 |
| 突っ張り棒 | 2本 | 300〜800円(2本合計) | ネットの上下・左右を固定 |
| 結束バンド | 1袋 | 110円 | ネット同士の連結 |
| 耐震マット | 1〜2枚 | 110円 | 突っ張り棒の設置面の保護・すべり止め |
※価格は2026年時点の目安です。店舗・時期により価格や在庫は変わるため、最新は購入先で確認してください。
必要な枚数の目安は「窓の幅(cm)÷ネットの幅30cmを切り上げた数」で計算できます(1段で足りる窓がほとんどです)。腰高窓は2〜3枚、掃き出し窓は後述の早見表にある4〜6枚(30cm角ネット換算)が目安です。
作り方は5ステップです。①内寸(幅・高さ)を採寸する②枚数を出し結束バンドで連結する③突っ張り棒2本を窓の向きに合わせて渡す(腰高窓のように縦長の窓なら左右に縦2本、掃き出し窓のように横長の窓なら上下に横2本が目安です)④ネットと棒を四隅の計4カ所ほど結束バンドで固定する⑤手で押してグラつきを確認する、の順で15〜30分あれば完成します。
多頭飼い(犬猫同居)ならではの強度設計
※あくまで私個人の経験で、すべての子に当てはまるとは限りません。
猫だけの家なら、窓のワイヤーネットは普通の細さの突っ張り棒でも十分なことが多いはずです。でもうちは犬2匹もいるので、網戸に犬が体当たりする振動がワイヤーネットにも伝わり、細い突っ張り棒だと数週間で緩んでしまいました。今は太めで耐荷重の高い突っ張り棒に替え、ネットの四隅も結束バンドで壁側の面格子に固定するようにしています。多頭飼いで犬もいる家は、猫単体の強度設計より一段階しっかりめに作っておくと安心です。
面格子が無い窓でも、基本手順どおり突っ張り棒の両端にネットの四隅を結束バンドで留めれば設置できます。面格子がある家は、りくの体験談のように面格子にも固定すると強度がさらに上がるはずです。ポイントは突っ張り棒を耐荷重の高いタイプにすること。面格子が無くても固定力を保ちやすくなります。
窓タイプ別の費用早見表|掃き出し窓・腰高窓・小窓

窓の大きさによって必要なワイヤーネットの枚数と費用が変わります。うちで実際に測った目安を窓タイプ別にまとめました。
| 窓タイプ | ネット枚数目安 | 費用目安(税込) | 多頭飼い(犬同居)での注意点 |
|---|---|---|---|
| 掃き出し窓 | 4〜6枚 | 1,000〜2,000円 | 面積が広く犬の体当たりも受けやすいため太めの突っ張り棒を選ぶ |
| 腰高窓 | 2〜3枚 | 500〜1,000円 | 通常の突っ張り棒でも足りることが多い |
| 小窓(トイレ・浴室など) | 1枚 | 300〜500円 | 網戸ストッパーだけで足りることもある |
※費用は2026年時点の目安です。窓の実寸や商品の取り扱いにより変わるため、購入前に採寸してから選んでください。上表の枚数は30cm角ネット換算です。サイズが違う場合は前述の計算式(窓の幅÷ネットの幅)で読み替えてください。
掃き出し窓のように面積が大きい窓は、100均のワイヤーネットだけでは1枚あたりのサイズが小さく連結に手間がかかることがあります。大きいサイズを1〜2枚で済ませたい場合は、ホームセンターの通販で大判サイズを探すのも手です。
網戸ストッパー・窓ロックの取り付け方|粘着が数ヶ月で落ちる対策

網戸ストッパーは、網戸のレール上下に取り付けるだけで数cmの隙間を固定できる手軽な対策です。ただし粘着タイプは、貼ってから数ヶ月で剥がれ落ちてしまうことがあります。付けたつもりで実は外れていた、という状態がいちばん怖いパターンです。
剥がれ落ちを防ぐコツは3つです。①貼る前にアルコールなどでレール面の油分・ほこりを拭き取り脱脂する②付属の粘着シールではなく強力タイプの両面テープに変える③月に1回は指で押して浮きがないか確認する、この3つを守るだけで持ちがかなり変わります。
網戸ストッパーの粘着が剥がれても、見た目では気づきにくいことがあります。特に窓を頻繁に開け閉めする季節の変わり目は、月に1回程度は手で押して固定できているか確認する習慣をつけると安心です。
DIYの限界と市販フェンスへの切り替え基準|賃貸の原状回復
DIYの網戸ストッパー・ワイヤーネットで対応しきれないのは、網を数分で破ってしまう猫、助走なしで高くジャンプできる猫、体重の重い大型犬が同居していて突っ張り棒だと緩みやすい家です。該当する場合は、無理にDIYを続けず市販の脱走防止フェンスへの切り替えを検討してみてください。
- ワイヤーネットや網戸を数分〜数十分で破ってしまう
- 柵の上から助走なしで飛び越えてしまう
- 突っ張り棒が体当たりのたびに緩む(特に犬との同居)
- 賃貸で壁や床を傷つけずに強度重視の既製品を選びたい
賃貸の場合も、突っ張り棒と耐震マットの組み合わせであれば壁や床に穴を開けずに設置できます。ただし原状回復の基準は管理会社や契約内容によって異なるため、心配な場合は退去前に管理会社へ確認しておくと安心です。設置していた期間中も、設置面の汚れやへこみが残っていないか定期的に確認しておくと安心です。これから子猫や保護猫を迎える予定がある人は、窓の対策も含めて先に準備しておくと落ち着いてお迎えできます。お迎え当日に必要なものは子猫を迎える準備リスト|初日に必要なもの7点【買いすぎ注意】や保護猫に必要なものリスト|初日マスト7点とお迎え準備でまとめているので、あわせて確認してみてください。
よくある質問
Q. ワイヤーネットのサイズが窓枠と合わないときはどうすればいいですか?
A. 100均のワイヤーネット(30cm角前後)だけでは窓枠にぴったり合わないことがあります。その場合は複数枚を結束バンドでつなぎ、内寸に近づけるのが基本です。大判が要る掃き出し窓などは、上のビバホームオンラインのリンクから大判サイズを探すと連結の手間を減らせます。
Q. 網戸ストッパーだけで脱走を防げますか?
A. 小窓など隙間が小さい場所では有効とされていますが、粘着が剥がれることもあるため定期的に確認しておくと安心です。
Q. 賃貸でも窓のDIYはできますか?
A. 突っ張り棒と耐震マットを使えば壁や窓枠に穴を開けずに設置できます。ただし原状回復の基準は管理会社や契約内容によって異なるため、心配な場合は事前に管理会社へ確認し、退去時は取り外して設置面を確認してください。
まとめ
- 窓・網戸は数cmの隙間でも猫の脱走ルートになります
- 基本はワイヤーネット2〜3枚+突っ張り棒2本で1窓500〜1,500円が目安です
- 掃き出し窓は面積が広く、犬と同居する家では太めの突っ張り棒を選ぶと安心です
- 網戸ストッパーは脱脂してから強力両面テープで貼ると剥がれにくくなります
- 網を破る・飛び越える猫や賃貸で強度重視なら市販フェンスへの切り替えも検討してください
まずはいちばん脱走が心配な窓を1つ選び、ワイヤーネットと突っ張り棒で試してみてください。うまくいけば、他の窓や網戸にも同じ要領で広げられます。
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