「旅行や出張で家を空けるとき、うちの子はペットシッターさんにお願いしたいけれど、料金の相場がわからない」「良いシッターさんの見分け方を知りたい」——そんな悩みに応えるため、この記事では、りくがペットシッターの料金相場と、失敗しない選び方のチェックポイントをまとめます。特に見落としがちな繁忙期割増・キャンセル料まで含めた「総額」の考え方と、動物取扱業登録番号の確認方法まで、実用的な情報を詰め込みました。
- ペットシッターの種類と料金相場(延長・多頭・繁忙期込み)
- 失敗しないための具体的チェックポイント
- 資格・法的な位置づけ
- 鍵の管理などトラブル防止の実践策
- 1回(30〜60分)あたりの相場は猫2,500〜3,600円・小型犬3,000〜3,600円・中大型犬4,000〜4,400円程度。ここに交通費・延長料金が加わることも。
- 猫は「2匹まで同一料金」の事業者が多く、多頭飼いの猫オーナーには有利。
- 選ぶときは第一種動物取扱業の登録番号・賠償保険・事前顔合わせの有無を必ず確認する。
- ペットシッターに国家資格はなく、民間資格や事業者の登録要件を理解しておくと安心。
ペットシッターの種類
ペットシッターにはいくつかタイプがあります。
- 法人チェーン型:全国展開する事業者。料金体系が明朗で、研修や保険体制が整っていることが多い。
- 個人事業主型:地域密着で、比較的安価な傾向。事業者ごとに保険・資格の有無に差が大きいため確認が必須。
- マッチングサービス型:アプリやサイトでシッターを検索・比較できる。口コミが見える一方、シッターの質にばらつきがある。
- 高付加価値型:投薬対応や獣医連携などを売りにするタイプ。料金はやや高め。
料金相場(総額で考える)

※以下は、りくが複数の事業者の公開料金表を見比べた際の傾向をまとめた目安です(2026年7月時点)。事業者・地域・時期によって料金体系は大きく異なるため、実際に依頼する際は必ず依頼予定の事業者の最新の料金表でご確認ください。
ペットシッターの料金は、基本料金だけでなくいくつかの内訳の合計で考えるのがポイントです。
- 基本料金(30〜60分):猫2,500〜3,600円/小型犬3,000〜3,600円/中大型犬4,000〜4,400円程度
- 初回登録料:1,000〜1,100円程度(事業者による)
- 多頭追加料金:+500〜2,750円程度。「猫は2匹まで基本料金内」という設定の事業者を見かけますので、多頭飼いの猫オーナーはお得になりやすい傾向があります。
- 延長料金(30分あたり):1,000〜1,500円程度
- 交通費:実費で別途かかることが多い
- 繁忙期割増:年末年始・GW・お盆などは+550円〜、繁忙期は基本料金が2〜5割増になる事業者も
- キャンセル料:事業者によって差がありますが、前日キャンセルで料金の50%、当日キャンセルで100%という設定を見かけることが多い傾向です
見積もりを取る際は、「基本料金がいくらか」だけでなく、これらを含めた総額で比較することが大切です。あくまで目安として参考にしてください。
失敗しないための選び方チェックポイント
①第一種動物取扱業の登録番号を確認する
ペットシッター事業(訪問型を含む)は、動物愛護管理法にもとづき「第一種動物取扱業」の登録が必要とされています(環境省の案内でも、飼養施設を持たない訪問シッターも登録対象と明記されています)。登録番号は事業者のホームページや契約書に記載されているはずなので、必ず確認しましょう。気になる場合は、多くの自治体では登録先の都道府県・政令指定都市に問い合わせることで、登録の有無を確認できます。
②賠償責任保険に加入しているか
訪問中の事故やケガに備えて、賠償責任保険に加入している事業者を選びましょう。
③事前の顔合わせ(トライアル)があるか
初対面でいきなり任せるのではなく、事前にシッターと愛犬・愛猫を顔合わせさせてくれる事業者を選ぶと安心です。性格や普段の様子を伝えるカルテを作成してくれるところもあります。
④鍵の管理方法が明確か
合鍵を預ける場合は、預かり証の発行・保管方法・返却のタイミングが明確な事業者を選びましょう。詳しくは後述します。
⑤シッティング中の報告があるか
訪問中・訪問後に写真やメッセージで様子を報告してくれると、離れていても安心できます。
⑥緊急時の対応体制
体調が急変した場合、提携している動物病院への搬送などの体制があるかも確認しておきたいポイントです。
資格について知っておきたいこと
ペットシッターには国家資格はありません。「ペットシッター士」「愛玩動物飼養管理士」などの民間資格を持つ人もいますが、資格の有無だけでなく、事業者としての第一種動物取扱業の登録と、動物取扱責任者の選任がされているかを確認する方が実質的な安心材料になります。
鍵の管理とトラブル防止
ペットシッターを利用するうえで、最も気になるのが「留守宅に他人を入れること」への不安ではないでしょうか。次のような対策を取っている事業者・利用者が多いです。
- 鍵の預かり証を必ず発行してもらう
- 見守りカメラを設置しておく(シッター側にも安心材料になることがあります)
- 訪問のたびに写真やメッセージで報告してもらう
- 貴重品は事前に見えない場所に移動しておく
怠慢な世話や物品トラブルなどの報告も一部にはあるため、契約前の顔合わせと、報告体制の確認が何より重要です。
依頼から利用までの流れ
- ①問い合わせ・見積もり
- ②事前の顔合わせ・カルテ作成
- ③契約・鍵の受け渡し
- ④当日のシッティング・報告
- ⑤鍵の返却
ペットシッター以外の選択肢
ペットシッター以外にも、ペットホテル(環境の変化はあるが人手が多い)、知人・家族への依頼(費用はかからないが負担をかける)、見守りカメラ+自動給餌器での留守番(短時間向け)などの選択肢があります。愛犬・愛猫の性格や留守にする期間に合わせて、最適な方法を選びましょう。
※あくまで私個人の経験で、すべての子に当てはまるとは限りません。
我が家の保護猫は環境の変化に弱いタイプなので、外泊が必要なときはペットシッターさんにお願いしています。初めて依頼したときは、鍵を預けることに正直不安がありましたが、事前の顔合わせで人柄を確認できたこと、預かり証をきちんと発行してもらえたことで安心できました。訪問のたびに写真付きで報告が来るので、旅行中も様子がわかって助かっています。
まとめ:総額と信頼できる体制で選ぼう
ペットシッターの料金は、基本料金だけでなく延長・多頭・繁忙期・キャンセル料を含めた総額で比較するのがポイントです。選ぶときは、第一種動物取扱業の登録・賠償保険・事前顔合わせ・鍵の管理体制をしっかり確認しましょう。信頼できるシッターさんが見つかれば、愛犬・愛猫も飼い主も安心して留守番を任せられます。
ペットシッターを依頼する際は、お世話に必要な用品を揃えておくとスムーズです。
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