旅行や帰省、急な入院など、どうしても愛犬・愛猫を預けなければならない場面は誰にでも訪れます。でも「どこに預ければいいの?」「見学した方がいいの?」と迷う飼い主さんは多いはず。実は、「見学せずに予約してしまい、後から失敗したと感じた」という声は珍しくありません。この記事では、りくがペットホテルの種類ごとの特徴、料金相場、失敗しないための具体的なチェックポイントまで、犬猫それぞれの視点でまとめます。
- ペットホテルの4つのタイプと、それぞれの特徴
- 犬猫別・サイズ別の料金相場
- 失敗しないための具体的チェックポイント
- 初めて預ける子のストレスを減らす慣らし方
- 動物病院併設型・サロン併設型・専門店型・シッター訪問型の4タイプがあり、性格や持病によって向き不向きがある。
- 料金相場は犬:1泊3,000〜9,000円(サイズ別)/猫:ケージ2,500〜4,500円・個室4,500〜7,500円が目安。
- 選ぶときは第一種動物取扱業の登録・事前見学の可否・獣医対応・賠償保険の有無を必ず確認する。
- 猫は環境変化に弱いため、シッター訪問型も有力な選択肢になる。
ペットホテルの4つのタイプ
ひと口に「ペットホテル」と言っても、実はいくつかのタイプがあります。それぞれの特徴を知っておくと、うちの子に合った預け先を選びやすくなります。
①動物病院併設型
獣医師が常駐・近くにいるため、持病がある子やシニアの子には安心材料の多いタイプです。ただし、入院中の動物と同じ空間になることが多く、匂いや鳴き声でストレスを感じやすい子もいます。
②トリミングサロン併設型
顔なじみのサロンに預けられるので、普段からそのサロンを利用している子には安心感がある選択肢です。ただし大型犬は対応不可のことが多く、夜間はスタッフが不在になる施設もあるため確認が必要です。
③ペットホテル専門店型
ケージレスの広いスペースやドッグラン、24時間スタッフ常駐など、設備が充実しているのが魅力です。その分、料金は他のタイプよりやや高めになる傾向があります。
④ペットシッター訪問型
自宅にシッターが来てお世話をしてくれるため、環境の変化が少ないことが大きなメリットです。特に猫は環境の変化に弱い動物なので、この形態が向いていることが多いです。ただし、留守宅に他人を入れることへの抵抗や、鍵の受け渡しなど、事前の信頼関係づくりが必要です。
犬猫別・サイズ別の料金相場

1泊あたりの目安料金は次の通りです(施設・地域によって差があります)。
- 犬(小型):3,000〜5,500円
- 犬(中型):4,000〜6,500円
- 犬(大型):5,500〜9,000円
- 猫(ケージ):2,500〜4,500円
- 猫(個室):4,500〜7,500円
都市部では地方より1〜3割ほど高めのことが多く、お盆・年末年始・ゴールデンウィークなどの繁忙期は割増料金になる施設もあります。個室希望の場合は追加料金(+2,000〜3,000円程度)がかかることが一般的です。※2026年7月時点の目安です。最新の料金は各施設に直接ご確認ください。
失敗しないための具体的チェックポイント
「思っていたのと違った」を防ぐために、預ける前に必ず確認したいポイントをまとめました。
- 第一種動物取扱業の登録証が施設内に掲示されているか。
- 事前見学ができるか(見学を断る施設は避けた方が無難)。
- 獣医師が常駐、または提携病院と連携しているか。
- 夜間もスタッフが常駐しているか、それとも無人になる時間帯があるか。
- ケージや部屋の広さ(狭すぎないか、自由に動けるスペースがあるか)。
- 散歩や運動の頻度、様子を報告してもらえるか(写真・カメラ等)。
- 直近1年以内のワクチン接種証明が必要か(多くの施設で必須)。
- 料金の内訳とキャンセル規定が明確か。
- 万が一の事故やケガに備えた賠償保険・補償体制があるか。
特に賠償保険・補償体制の確認は見落としがちですが、預ける前に必ず聞いておきたいポイントです。
初めて預ける子のストレスを減らす慣らし方
いきなり1泊を試すのではなく、段階的に慣らしていくとストレスを減らせます。
- まずは見学:施設の雰囲気やスタッフの対応を見る。
- お試し半日〜数時間の預かり:可能な施設であれば、短時間から試す。
- 本番前に1泊で慣らす:長期の旅行の前に、まず1泊だけ利用してみる。
持ち物としては、ワクチン証明書、普段食べているフード(できれば1食分ずつ小分けに)、常備薬(持病がある場合)、使い慣れたタオルやおもちゃなどがあると安心です。療法食を食べている子は、必ず対応可能か事前に確認しましょう。
多頭飼いの場合の注意点
多頭飼いの場合、同室で預けられると割引(2匹目以降10〜30%程度)が適用される施設が多くありますが、犬種・猫種や相性によっては同室不可のこともあります。事前に施設へ確認しておきましょう。また、発情期や妊娠中のペットは受け入れを断られることがあるため、こちらも事前確認が必要です。
環境の変化はペットにとって大きなストレスです。帰宅後1〜2週間は、食欲不振・下痢・元気のなさが続かないか様子を見てあげましょう。長引く場合は、自己判断せず動物病院に相談してください。
※あくまで私個人の経験で、すべての子に当てはまるとは限りません。
我が家では、犬2匹は事前に見学して雰囲気が合ったペットホテルにお願いしていますが、保護猫は環境の変化に弱いタイプなので、外泊が必要なときはペットシッターさんにお願いすることが多いです。同じ「預ける」でも、犬と猫でベストな選択肢が違うんだなと実感しています。どちらの場合も、初めての利用の前には必ず短時間のお試しをしてから本番、という順番にしています。
まとめ:見学と事前確認で、安心して預けられる場所を見つけよう
ペットホテルには、動物病院併設型・サロン併設型・専門店型・シッター訪問型と、それぞれ特徴の異なるタイプがあります。料金だけで選ばず、第一種動物取扱業の登録・事前見学・獣医対応・賠償保険の有無をしっかり確認することが、後悔しない選び方の第一歩です。特に猫は環境の変化に弱いため、シッター訪問型も含めて検討してみてください。段階的に慣らしながら、うちの子に合った預け先を見つけてあげましょう。
ペットホテルへの預け入れ時に使うキャリーやケアグッズも、この機会に見直してみてはいかがでしょうか。
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