大きな体でしっぽを振りながら駆け寄ってくる、あの人懐っこい笑顔。ラブラドールレトリバーは盲導犬や警察犬としても活躍する賢さとフレンドリーさで人気の犬種です。ただし実は「日本一の食いしん坊」とも言われるほど食欲旺盛な一面があり、迎える前に特性を知っておく必要があります。この記事では性格・飼い方の基本に加え、体重管理という切り口から知っておきたいポイントを、多頭飼い歴の長い私の視点も交えてまとめます。
- ラブラドールレトリバーの性格・歴史・体格の基本情報
- 必要な運動量としつけの基本
- 食いしん坊ゆえの体重管理の具体的なコツ
- 肥満と股関節形成不全の関係の傾向
- お迎え前に知っておきたい価格相場・寿命
- ラブラドールレトリバーはフレンドリー・賢い・エネルギッシュで初心者にも扱いやすい性格だが、食欲が非常に旺盛で肥満になりやすい点が飼育の成否を分けるといっても過言ではない。
- 体重管理はフードの計量・早食い防止・拾い食い対策・おやつの与え方の工夫の4点セットで取り組むのが効果的。
- 肥満は股関節形成不全の悪化につながりやすい傾向があるとされ、体重コントロールが関節の健康維持にも直結する。
- もともと水中回収犬というルーツを持つため、散歩+ノーズワークなど頭を使う運動を組み合わせると満足度が高まりやすい。
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ラブラドールレトリバーの性格・歴史・体格の基本情報は?
ラブラドールレトリバーは体重25〜36kgほどの大型犬で、寿命は12歳前後が目安とされています。もともとカナダで漁師の網を引き上げたり水中の獲物を回収する「水中回収犬」として活躍していたルーツを持ち、水好きで泳ぎが得意な犬種として知られています。その賢さと従順さから、現在では盲導犬や介助犬、警察犬・災害救助犬としても幅広く活躍しています。性格はフレンドリーで人懐っこく学習意欲が高い一方、家族以外にも愛想がよいため番犬には不向きとされる傾向があります。エネルギッシュで遊び好きな面が強く、子犬期は特に体力が有り余っていることが多いようです。短毛のダブルコートですが、換毛期には驚くほど大量の毛が抜けるとされ、その時期はブラッシングの頻度を増やすのがおすすめです。
必要な運動量・しつけで大切なことは?
ラブラドールレトリバーは1日2回、合計1〜2時間程度の運動を必要とする活発な犬種だとされています。体力を持て余すとイタズラや無駄吠えにつながりやすいため、散歩量の確保が行動面の安定にもつながるようです。しつけは大型犬であるがゆえに子犬期からの徹底が特に重要だと言われています。成犬になってからの飛びつきや引っ張りは、小さなお子さんや高齢者との事故につながりかねない力を持っているため、「おすわり」「まて」「飛びつかない」は体が小さいうちからしっかり教えておくと安心です。賢く学習意欲が高いので、トレーニングを楽しんでくれる子が多い印象があります。水中回収犬というルーツから泳ぎや水遊びを好む子も多く、体力面に加えノーズワークなど頭を使う運動を組み合わせると満足度が高まりやすいようです。
食いしん坊ゆえの体重管理のコツは?
ラブラドールレトリバーは「日本一の食いしん坊犬種」とも言われるほど食欲旺盛な傾向があり、食べても満足しないような様子を見せる子が多いとされています。これは食欲に関わる遺伝的な特性が関係しているとも言われ、意識的な体重管理がこの犬種と暮らすうえで欠かせないポイントになります。まず取り組みたいのは、フードを目分量ではなくきちんと計量して与えることです。当サイトの犬猫フード量計算ツールで、体重や年齢に応じた適正な給与量の目安を確認できます。早食い防止用の食器を使う、拾い食いや誤飲を防ぐため散歩中はリードコントロールを徹底する、おやつはトレーニングの報酬として計画的に組み込む、といった工夫も効果的だとされています。月1回程度、肋骨の触れ具合や腰のくびれを見るBCSチェックも習慣にすると、体型の変化に早めに気づけます。当サイトの犬猫肥満度BCSチェッカーもあわせて活用してみてください。
肥満と股関節形成不全の関係は?気をつけたい健康トラブルの傾向
ラブラドールレトリバーは、股関節形成不全や外耳炎、肥満、腫瘍性の病気になりやすい傾向があるとされる犬種です。中でも股関節形成不全は、もともと股関節の骨格に負担がかかりやすい体質の子が一定数いるとされ、そこに肥満が重なると関節への負荷が増し、症状が進みやすくなる悪循環につながる可能性があると言われています。つまり体重管理は、見た目や糖尿病予防だけでなく股関節の健康を守るためにも重要な意味を持つということです。垂れ耳のため耳の中が蒸れやすく、外耳炎にも注意が必要とされています。歩き方の違和感や耳を気にして頻繁に掻く様子が見られたら、自己判断せず早めに動物病院に相談することをおすすめします。関節の健康維持を意識したサプリを取り入れる飼い主さんもいますが、あくまでサポートであり診断や治療の代わりにはなりません。
※あくまで知人から聞いた体験で、すべての子に当てはまるとは限りません。
我が家の子はラブラドールレトリバーではありませんが、以前ドッグランで知り合ったラブ飼いさんから「うちの子は何でも食べたがり、床に落ちたものをあっという間に拾い食いしてしまう」という話を聞いたことがあります。それ以来、散歩中は落ちている物に近づかないよう早めにリードで誘導し、フードはきっちり計量、おやつはトレーニングの「ご褒美」として使う量だけに決めているそうです。「お腹いっぱいまで食べさせる」のではなく「必要な分だけ与える」意識の大切さを教えてもらったエピソードです。
まとめ:フレンドリーな性格だからこそ食事管理を意識して迎えよう
ラブラドールレトリバーはフレンドリーで賢い性格の持ち主です。ただし食いしん坊な特性ゆえに、肥満やそれに関連する股関節トラブルには注意が必要な犬種でもあります。フードの計量・拾い食い対策・月1回のBCSチェック・運動習慣づくりを意識し、長く健康に過ごせる関係を築いてくださいね。なお価格相場は2026年7月時点で20万〜38万円程度、寿命は12歳前後が目安とされ、継続コストも見据えて迎えることをおすすめします。
愛犬の体重が適正かどうか、まずはチェックしてみませんか。
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