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帰省や旅行、冠婚葬祭が決まると、最初に浮かぶのは「1泊くらいなら、家で留守番してもらえないかな」という考えだと思います。預けるのは、かわいそうな気もしますよね。
犬2匹と保護猫1匹と暮らす私も、泊まりの予定が入るたびに預け方を考えます。泊数が変わると、選べる預け方も変わります。泊数ごとの早見表と、うちの子に合う預け先の決め方をまとめました。
- 泊数別の預け方早見表
- 1泊の留守番の見解と準備
- 預け方4択の決め方
- 預ける前と帰宅後の注意
① 我が家の答え:私は、(ア)夜ひとりで眠れている (イ)普段の留守番に慣れた1歳以上の健康な成犬 (ウ)何かあったとき気づいて駆けつけられる人がいる、の3つが揃わない子は、1泊でも預ける側で考えます。朝出て翌日の昼に帰るなら、不在は約28時間で日帰りの倍以上です。2泊以上は預け先か頼れる人を先に探します。
② 実績:犬2匹+保護猫1匹の多頭飼い。犬はペットホテル、猫はペットシッターと預け先を分けています。
③ 費用の目安:ペットホテルの小型犬は1泊3,000〜5,500円、シッターの小型犬は1回3,000〜3,600円ほど(2026年7月時点の目安・最新は各事業者で確認)。
④ 向く人:泊まりの予定が決まって預け方で迷っている人、犬が2匹以上いる人、初めて預ける人。
1泊だけ犬に家で待ってもらうなら、ごはんを一度に食べきってしまう心配があります。時間を分けて出せる自動給餌器は、その備えの1つ。
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犬の留守番は旅行なら何泊まで?泊数別の預け先早見表

先に答えると、「何泊までなら犬だけで大丈夫」とは言い切れません。泊数が増えるほど、犬だけで待つ形は選びにくくなり、人が関わる預け方が現実的になります。
| 泊数 | 犬だけで留守番 | ペットシッター | ペットホテル | 家族・友人 |
|---|---|---|---|---|
| 日帰り | ○ 慣れた成犬で、時間は8〜12時間ほどが目安(子犬・シニアは短く) | ○ 訪問1回で足りるかは事業者と相談 | ○ 日帰り預かりがある施設なら | ○ 犬が知っている人なら |
| 1泊 | △ 見解が分かれる。慣れた成犬で、準備がそろえば | △ 訪問の間は犬だけの時間がある。泊まり込み対応は事業者による | ○ 見学と相性の確認ができれば | ○ 宿泊か訪問かを相談して |
| 2泊3日 | × 選択肢から外して考える | ○ 訪問回数分の料金がかかる | ○ 初めてなら先にお試しを | △ 相手の負担が大きくなる |
| 3泊以上 | × 同上 | ○ 繁忙期は割増のことも | ○ 繁忙期は早めの予約が必要 | △ 頼む期間と範囲を決めて |
1泊は夜間の無人時間がまるごと入るので、日帰りの延長ではありません。
○△×は「私の読み方」で、犬の年齢や持病でも変わります。犬だけで留守番させる場合の時間の目安は、犬の留守番12時間は長すぎ?時間別リスクと今日できる準備にまとめました。
表の見方で気をつけたいのは、子犬・持病のある子・シニアです。この3つは、慣れた成犬と同じ読み方ができません。「犬だけ」の列は、私はいったん外して考えます。
私は、食べ過ぎ・排泄物・室温・体調の変化・停電のどれかが起きても丸1日以上気づけないので、2泊以上は犬だけを選択肢から外します。
犬が2匹以上いる場合の読み方
犬が2匹以上いても、「2匹いるから寂しくない」とは限りません。1匹の具合が悪くなっても、もう1匹が飼い主に知らせてくれるとは限らないからです。
預け先を1か所に揃える必要もありません。1頭ずつ性格が違うので、その子に合う預け方を選びます。
多頭だと、預け方ごとに確かめることが増えます。自動給餌器は、誰が食べるか選べません。1匹が2匹分を食べてしまう心配があるので、犬だけで待つなら部屋を分けるなどの工夫が要ります。
シッターは、多頭の追加料金がかかることがあります。ホテルは、同じ部屋にできるかと、2匹目の料金を見学のときに確認します。
「1泊だけなら留守番」派と「1泊以上はNG」派|犬だけで1泊させるなら
分かれ目は2つ:夜ひとりで眠れるか、何かあったとき誰が気づくか
1泊は短く見えて、夜から朝まで、誰も様子を見られない時間がまるごと入ります。ここをどう見るかで、意見が分かれています。
犬用品メーカーのOFTは自社のコラムで、1歳以上の健康な成犬やシニアでお留守番に慣れている子なら、1泊2日程度は無理なく過ごせることが多い、としています。ただし1歳に満たない子や持病のある子などはおすすめできないとし、条件を満たす子でも、普段の4〜6時間の留守番の様子を見て判断するよう勧めています。
反対に、ペット旅行情報のtriptoは解説記事で、一泊二日や二泊三日のように日をまたぐ留守番は、愛犬の負担が大きいため原則として避けましょう、としています。
どちらも各社の見解です。日数の上限を決めた公的な目安は、私が調べた範囲では見つけられませんでした。だからこそ、泊数だけでなく「その子が夜もひとりで眠れているか」「何かあったとき誰が気づけるか」で考えます。
犬だけで1泊させるなら、最低限そろえること
- ごはん:一度に全部食べてしまう子もいるので、時間を分けて出せる自動給餌器を使う。多頭だと誰が食べるか選べないため、部屋を分けるなどの工夫が要る(多頭飼いの自動給餌器を1年使った正直レビュー)
- 水:置き場所を複数にして、こぼしても困らないようにする
- トイレ:数を増やし、広めに用意する
- 室温:夏も冬もエアコンで保つ。停電したときどうなるかも考えておく
- 誤飲しそうな物:手の届く所から片づける
- 試運転:自動給餌器やカメラは、旅行の数日前から動かしておく。機械を怖がって食べないことがないか見ておく
- 様子の確認:カメラで見られるようにして、何かあれば駆けつけられる人を決めておく(ペットカメラの選び方)
ここまで整えても、ひとりで過ごす夜の不安や停電は防ぎきれません。何か起きたとき、その子の様子に気づける人がいないのが、犬だけで待つ形のいちばんの弱点です。迷うなら、預ける方向で考えたほうが安心です。
犬だけで1泊させると決めた方は、ごはんの時間を分ける方法から先に整えておくと、当日の心配を1つ減らせます。
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預け方4択の選び方|犬の性格別

泊まりで預けるなら、ペットシッター・ペットホテル・家族や友人・連れていく、の4つから選びます。どれが上ではなく、その子の性格に合うかで決めます。
甘えん坊で、夜もいっしょに寝ている子は、1泊の留守番が合いにくいと私は読みます。人がそばにいる預け先、つまりホテルか家族・友人宅を先に考えます。
訪問型のシッターは、訪問と訪問のあいだが空くので、こういう子には向きにくいと見ています。分離不安と言われたことがあるなら、預け先を決める前に獣医師に相談してください。
繊細な子・シニア・持病がある子は、自宅で見てもらう
環境が変わると食べなくなる子や、持病がある子には、ペットシッターが合いやすいです。料金は、1回(30〜60分)で小型犬3,000〜3,600円、中大型犬4,000〜4,400円ほどが目安です(2026年7月時点・最新は各事業者で確認)。
初回登録料や延長料金、繁忙期の割増もかかるので、総額で見積もってもらいます。くわしくはペットシッターの料金相場と選び方へ。
私がシッターさんを頼んだときは、顔合わせで人柄を見て、鍵の預かり証をもらい、訪問のたびに写真で報告をもらえたので安心できました。※あくまで私個人の経験で、すべての子に当てはまるとは限りません。
人にも犬にも慣れている子は、ホテルで預かってもらう
ペットホテルは、1泊あたり小型犬3,000〜5,500円、中型犬4,000〜6,500円、大型犬5,500〜9,000円が目安です(2026年7月時点・施設や地域で差があります)。持病があるなら、動物病院併設型という選び方もあります。
相性は、事前の見学で確かめてください。選ぶときの確認点は、ペットホテルの選び方と失敗しないチェックポイントを見てください。犬のホテルは、初めて使うときに短時間のお試しをしてから本番にしました。
総額は、ホテルなら1泊料金×泊数、シッターなら1回料金×訪問回数(+初回登録料など)で考えます。どちらが高いかは決められないので、総額の見積もりで比べてください。
家族や友人に頼む/連れていく
犬が知っている人なら、安心して預けられることもあります。ただ、ごはんの量、散歩の時間、かかりつけ病院、緊急連絡先は、紙に書いて渡しておきます。お金がかからなくても、相手の負担は軽くありません。
連れていくなら、ペット可の宿と、移動手段のルールを先に確かめましょう。その子が移動で疲れやすいかどうかも、判断材料です。
預け先は「登録」と「標識」を確認する
ペットホテルやペットシッターは、動物愛護管理法で「保管」を行う事業として、事業所のある自治体への登録(第一種動物取扱業)が必要とされています。環境省の案内ページでも、ペットホテルやペットのシッターが対象として挙げられています。登録番号は標識や事業者のウェブサイトなどで、預ける前に確認しましょう。
預ける前の準備と、帰宅後の様子の見方
初めての預け先なら、いきなり泊まりにしません。流れは、見学、数時間のお試し、1泊、本番の順です。
- ワクチン接種の証明書(多くの施設で必要とされます)
- 普段のフード(1食分ずつ小分けにする)と、常備薬があればその分
- 使い慣れたタオルやおもちゃ
- 生活リズム、かかりつけ病院、緊急連絡先を書いたメモ
帰宅後しばらくは、食欲や便、元気のなさが続かないかを見てあげます。食べない・下痢・ぐったりが続くときは、自己判断せず動物病院に相談してください。
よくある質問
Q. 甘えん坊で夜いっしょに寝ている子は、1泊なら留守番できますか。
A. 私は「夜ひとりで眠れている」「普段の留守番に慣れた1歳以上の健康な成犬」「駆けつけられる人がいる」の3つで考えます。夜ひとりで眠った経験が少ない子は預ける側で考え、分離不安が気になるなら獣医師に相談してください。
Q. 旅行まで1週間しかないとき、何を省いていいですか。
A. 見学と相性の確認は省かず、お試しを短時間にして本番に進む形が考えられます。先に預け先を1〜2か所に絞ると、時間を使いやすくなります。
Q. 犬2匹を同じ預け先にしないといけませんか。
A. 決まりはありません。同室で預けられるか、2匹目の割引があるかは施設によって違うので、見学のときに確認します。
まとめ
- 泊数が増えるほど、犬だけで待つ形は選びにくくなる
- 1泊の留守番は各社の見解が分かれるので、その子の性格と準備で考える
- 預け方はシッター・ホテル・家族や友人・連れていくの4つ
- 預け先は登録と標識を確認し、初回は短いお試しから
- 帰宅後しばらくは、食欲や便を見守る
まずは、予定の泊数と、その子の性格に合いそうな預け方を1つ選んで、見学や問い合わせの連絡をしてみてください。
犬だけで1泊させる予定が決まったなら、ごはんの時間を分ける準備は早めに始めておくと落ち着いて出かけられます。
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